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つくば市のトータルビューティ&リラクゼーションサロン、プラチナアースの加賀谷です。
酸化はサビ、糖化は?
ちょいちょい出てきているワードですが、
じゃあ糖化(とうか)って何?
糖化とは、コゲです。
思い浮かべると、
こんがり美味しそう・・・
こんがり焼き色は食欲をそそりますが
だまされてはいけません。
コゲは恐ろしいのです。
おいしそうなおコゲも実は恐ろしいのです。
説明しよう!
糖化とは、
糖化反応(glycation)であり、1912年にLC Maillardがアミノ酸と還元糖を加熱すると褐色の色素が生成することを発見したことから、メイラード反応として知られるようになった。発見以来、糖化反応は食品の加熱中に起こる着色や、香り・風味の変化、保存期間中の栄養価低下に関わる反応であることから食品化学の領域で注目されてきた。
1960年代になると、生体反応としてタンパク質糖化反応が注目されるようになり、その代表的な生成物としてヘモグロビンA1c(HbA1c)が血糖コントロール指標として糖尿病治療領域で臨床応用されるようになった。また糖尿病では様々なタンパク質糖化反応生成物が合併症の進展に関与していることが明らかになり、病態生理の解明・予防・治療への研究が展開されている。
さらに近年、糖化反応は老化現象、認知症、癌、高血圧、動脈硬化症などにも関与していることが明らかになり、食品、糖尿病以外の新たな分野でも研究展開されている。
糖化反応(メイラード反応)はアミノ基とカルボニル基の間の非酵素的な化学反応で、アミノカルボニル反応とも呼ばれる。グルコースなど還元糖のカルボニル基(C=O)がタンパク質やアミノ酸のアミノ基(NH2)と反応すると、シッフ塩基(C=N:アルジミンとも呼ばれる)を形成する。本段階は不可逆的な反応であるが、引き続きエナミノールを経て、アマドリ転位によって安定なアマドリ化合物(C-N:ケトアミンとも呼ばれる)になる。生体中のアマドリ化合物としてはHbA1cやグリコアルブミンなどが代表的な物質である。
糖化反応系はアマドリ化合物生成までの反応を初期段階(early stage)と呼び、以降の後期段階(advanced stage)反応と区別されている。
アマドリ化合物は、脱水、加水分解、炭素間の開裂により、グリオキサール(GO)、メチルグリオキサール(MG)、3-デオキシグルコソン(3DG)など、分子内に2つのカルボニル基(C=O)を有するα-ジカルボニル化合物を生成する。特に3DGとMGはグルコースの10,000倍の反応性を有する。このため糖化反応系におけるこれらの生成は、未反応のアミノ酸残基に作用して糖化反応を急速に進行させる。
その後、生体内ではα-ジカルボニル化合物、シッフ塩基やアマドリ化合物の分解、脂質過酸化反応由来のアルデヒド、糖の自動酸化や分解などによりAGEs(advanced glycation endprpducts:糖化最終産物)が生成する。AGEsという名称は、あくまでも糖化反応による生成物の総称であり、一定の構造を示す化合物ではない。AGEsにはin vitroで生成するものを含め、現在まで様々な構造物質が解明されている
長すぎ、3行で。
おコゲを食べたら体の中もおコゲにしちゃうよ!
糖質の摂りすぎもおコゲのこびりつきになるんだよ!
こびりついたおコゲは老化促進になっちゃうよ!
体のおコゲ(AGEs)は分解しにくいものです。
何故なら糖化最終生成物なんですもの。
こびりつきは削ぎ落とすしかなさそうです。
RPGゲームでよくある、段階的に強さとか風貌が変わるラスボスの最終形態みたいなものなので、第一段階のような
「あの頃キミはただの糖だった」
頃に戻ってくれたりはしません。
ヒトの体には摂った糖質を使いこなせる方法が少ないので
糖質を摂ったらスグに使える分以外、余り物の扱いになり、
余り物の糖質は貯蔵もしますが許容量があるので、
許容量を越すと肥満になったり生活習慣病を引き起こしたりします。
つくづく、飽食の時代とはごく最近のことで、人類は糖質を摂りすぎた生活様式や文化を持たなかった生き物なのだと思い知りますね。
糖化は老化促進、生活習慣病促進。
医療の発達で寿命は延びてますので、健康で若々しい体を1日でも長く保ちたいものです。
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梅雨明けの待ち遠しいこの頃です。
西日本、特に九州地方でのニュースは福岡出身の加賀谷にとって他人事ではないため、気を揉んでおります。球磨村は母の郷里です。人吉市にも親戚がおります。鹿児島には父方の親戚がおります。
被災された方々が安全な場所で安全な暮らしを1日も早く送ることができますように、安寧でありますようにと、お祈り申し上げております。
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